ビジネスモデル研修
弊社の最も特徴あるサービスであるビジネスモデル研修をご紹介します。多くの一流企業様にご提供し、ご好評を頂いています。
1. 従来の戦略研修の問題点と弊社のアプローチ
従来の戦略研修は、PEST, 5Forces, 3C, バリューチェーンなどの分析フレームワークやSWOTによる戦略の立案を教えています。しかし、SWOTから戦略までというのは実際には遠く、ロジックだけでは有効な戦略を生み出せません。また、戦略からそれを支える仕組みを導出するのも簡単ではなく、多くの場合戦略立案と仕組みの構築では担当者が分かれており、その結果両者がバラバラに行われているのが実情です。
当社のアプローチは、戦略+仕組みをビジネスモデルとして31パターン用意し、戦略の引出しを多くして”筋のいい”戦略を立案できるようにします。その際、戦略だけではなく、戦略と関連する重要な仕組みも考慮するようにしています。
2. 環境変化速度への対応と今後の戦略立案方法との関係
環境変化のスピードが上がっている中で、分析中心の従来の戦略立案手法では環境の変化に追いつけなくなっています。今後は、軽い調査による環境洞察に基づいて”筋のよい”ビジネスモデルを設計し、それを実行することにより多くの情報を得、その情報に従って柔軟にビジネスモデルを変更していくような戦略立案方法が求められます。
これは、デザイン思考と言われる考え方です。ビジネスモデルは、このデザイン思考とも極めて親和性が高いのです。
3. 弊社ビジネスモデル研修の特徴
弊社のビジネスモデル研修は、次のような優れた特徴を持っています。
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相互に異なった収益獲得論理を31個のビジネスモデルとして学習します。モデルセット全体として主要な収益獲得の論理を網羅しています。
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戦い方の「引出し」を増やすことにより、学問としての経営学の習得ではなく、実戦における戦いのセンスの向上を期待できます。
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事業レベルのビジネスモデル(23個)とともに、コーポレートレベルのビジネスモデル(8個)を用意していいます。また、M&Aなどコーポレート視点での戦略にも配慮していますので、事業会社のみならず商社のように多くの投資先を持つ企業にも最適です。
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事業レベルのビジネスモデルの記述には「ビジネスモデルキャンバス」を使用しており、「キャンバス」の学習をされた受講生には、一歩先の学習であるフレームワークの中身のパターン学習として特に有効です。
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研修には実際の企業を用いたビジネスモデル分析とビジネスモデル提案を取り入れ、その応用力の養成にも配慮した構成としています。
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敵が模倣できないもののパターンや市場の特性など、各モデルに共通する考え方を抽出して解説しています。
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投資ファンド様、商社様、銀行様のような広範な投資先、企業クライアント持つビジネスには、自社と投資先やクライアントの組み合わせによる価値創造という視点を提供します。
4. ビジネスモデル研修の対象と実施形態
弊社のビジネスモデル研修は、次のような形で実施します。
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対象者は、管理職手前の若手から部長クラスまで、レベルに応じてカスタマイズしてご提供いたします。
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2日版と1日版のパッケージが存在し、1日版は『ビジネスモデルの教科書』による事前学習により研修時間を短縮しています。
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1クラス20名程度が理想ですが、最大30名程度まで可能です。